![]() Toner for electrophotography
专利摘要:
公开号:WO1989000719A1 申请号:PCT/JP1987/000722 申请日:1987-09-30 公开日:1989-01-26 发明作者:Masaaki Shin;Nobuhiro Hirayama;Keiichi Ishikawa 申请人:Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated; IPC主号:G03G9-00
专利说明:
[0001] 明 細 [0002] 電 子 写 真 用 ト ナ ― [0003] 技 術 分 野 [0004] 本発明は電子写真方に於て、 静電画像の現像に用い られる電子写真用粉体 ト ナーに関し、 更に詳しく は、 ヒー ト ロール方式に於て極めて良好な低温定着性を示 す電子写真用 ト ナーに関する。 背 技 術 [0005] 従来、 電子写真用の乾式 ト ナーは、 樹脂組成物、 顔 料ま たは染料から なる着色剤、 電荷制御剤、 およびヮ 、y クス等によ っ て構成されてお り 、 樹脂組成物につい ては合成または天然の樹脂を単独も しく は適宜混合し て使用されてお り 、 一般には比較的高分子量のスチ レ ン系重合体と、 比較的低分子量のスチ レ ン系重合体を 適当な割合で混合して用いられている。 こ こ で使用さ れるスチ レ ン系重合体の組成並びにその熱的性質は、 ト ナーの性能を左右する重要な要件であ り 、 その改良 が現在でも強く求められている。 [0006] 電子写真式複写機およびブ リ ンターにおいては、 多 ぐの熱ロール方式と呼ばれる定着方式が採用ざれてい るが、 これは被定着紙に静電的に転写された ト ナー粒 子を加熱された圧着ロールの間を通すこ と によ っ て、 被定着紙に溶融固定させる ものである。 近年、 高速複 写および低ェネルギー定着を 目的と した複写機の開発 が行なわれているが、 従来の ト ナーでほこれらの性能 を必ずしも十分に達成でき ない。 その理由と しては、 高速複写においてほトナ一粒子が熱口―ルから受ける 熱量が低速複写時に比べて少ない上、 複写紙が熱ロー ルから奪う熱量が増大するため結果と して熱ロール表 面温度が急激に低下して、 ト ナー粒子の融着が不充分 と な り 定着が悪化するこ とが挙げられる。 また種々の 付属装置を装備した複写機においては、 限られた消費 電力の中で全ての装備を使用でき る事が必須となって いる。 そして全消費電力の中で熱ロール加熱に使用さ れる消費電力の割合は菲常に高いものとなっているた め、 熱ロール温度を下げる事が強く 求められている。 しかし、 従来の ト ナ一においては熱ロールの表面温度 が低い条件では充分な融着固化を達成でき なかつ た事 が拳げられる。 従ってよ り低熱量で充分な定着性を有 する トナーの出現が強く 望まれている。 これを解決 する手段と して、 卜 ナ一粒子を構成している樹脂の軟 化温度ま たは溶融粘度を低下させる こ と によっ て高 速、 並びに低温での定着を満足させる方法がある。 即 ち、 混合される樹脂の混合比を調節して、 よ り低温で 溶融する よ う な 卜 ナ一を用いる事ができる。 しかし、 この方法でほ低分子量のスチレ ン系樹脂の割合が高く な り 、 咼温での樹脂の溶融粘度が急激に低下して、 定 着の際に被定着紙に熱ロールによって溶融圧着された ト ナー粒子が、 熱ロールと引き離される際に一部熱口 ール側に付着移行して、 次の被定着紙に再度溶融圧着 される と いう所謂 「オフセ ッ ト 現象」 を生じ、 被定着 紙を汚し良好な画像を得られないと いう重大な欠点を 有する。 [0007] また、 樹脂を構成する単量体組成を調節して、 低い 軟化温度を有する樹脂を使用する事ができ るが、 かか る低軟化点樹脂を用いた ト ナーにおいては、 保存中に ト ナー粒子同士の圧着を引き起こ して、 裂しい場合に は ト ナー全体の団塊化を生ずる所謂 「ブロ キング」 の現象をおこ し易く 、 特に低分子量スチ レ ン系樹脂に 低軟化点成分を使用 した場合は耐ブロ ッ キング性が非 常に悪化し、 実用上は大きな問題と なる。 [0008] 同様に樹脂を構成する低分子量のスチ レ ン茶重合体 の分子量を下げてブロ ッ キング現象がな く 、 しかも低 軟化点を有する樹脂を用いる こ とができ る。 しかしな がら、 このよ うな低分子量のスチ レ ン系重合体を得る ためには比較的大量の重合開始剤を用いな く てはなら ず経済的でない。 さ ら に、 重合開始剤残渣のよ う な極 性の比較的高い不純物が大量に ト ナー中に混入する為 か、 卜 ナ一と しての摩擦帯電性が非常に不安定にな り 鮮明で汚れの無い良好な画像を長期にわたっ て得る こ とが困難である。 [0009] また、 少量の重合開始剤をメ ルカブタ ン等の連鎖移 [0010] 新たな用镍 動斉 !iと併用 して、 低分子量のスチレン系重合体を得る こ と もでき る。 また、 ドナ一中に低分子量ポ リ ブロビ レ ンを添加した ト ナー (特公昭 52 -3304)、 あるいは分 子量分布の広い (重量平均分子量(Mw)Z数平均分子量 (Mn) = 3.5 〜40) , j3 -不飽和エチ レ ン系重合体を 卜 ナ一甩樹脂と して用いる ト ナー (特公昭 55 -6895 )が 知られているが、 こ ら らの ト ナーでは耐オフセ ッ ト性 を若千向上させる こ とほ出来るが、 定着性を向上させ る こ と は出来ない。 また、 定着性を向上させる方法と してフタル睃ェステルなどの可塑剤を添加した ドナ一 (特公昭 46-12679) 等が知られているが、 添加した可 塑剤が時間の経過と ともに分離移行するため安定性に 欠け、 実用上問題がある。 ま た、 分子量 103 〜8 X 104 および 105 〜 2 X 106 のそれぞれの領域に少なく と も 1 つの極大値を有するビニル系単量体から合成さ れる重合体または該重合体の混合物から なる樹脂を含 有する ト ナー (特開昭 56-16144, 来国特許 4, 499 ,168 に対応) が知られている。 [0011] 更に、 最近数平均分子量が 3 , 000 〜 50 , 000でかつそ 0 w/ n が 3.5 未満の低分子量重合体と不-溶不融性重 合体を含有する ト ナー (特公昭 58-86558) が提案され ている。 [0012] しかしながら、 この様な重合体を用いて得られた ト ナ一は、 やは り 帯電性が不安定で、 特に高湿度下にお いて良好な画像が得られず、 実用上大き な問題を発生 する。 また、 高湿時にブロ ッ キングを起こ し易く 実用 に耐え得る ものではない。 [0013] - 発 明 の 開 示 [0014] 本発明の 目 的は、 高速お よび低温での定着性に優 れ、 鮮明で汚れのない良好な画像を得る こ とができ、 かつ、 耐ブロ ッ キング性、 耐オフセ ッ ト性に優れた電 子写真用 ト ナーを提供する事にある。 [0015] 上記した本発明の 目的は、 数平均分子量 (M n )が 1 0 0 0 〜5, 0 0 0 でかつ重量平均分子量(Mw)との比 Mw/Mn が 1 〜 3 であるビニル系重合体を主成分とする電子写真用 ト ナーの提供によ って達成される。 [0016] 本発明の 卜 ナ一は、 磁性粉を含有する 1 成分系の ト ナ一、 あるいはキ ヤ リ ャと混合して用いる 2成分系の ト ナーとレて優れたものであ り 、 高速および低熱量で 定着性に優れ、 かつ耐ブロ ッ キング性にも優れ、 常に 安定した良質の画像を与える こ とができ、 例えば 4 0〜 1 0 0 枚 分のよ う な高速および 1 3 0 〜1 4 0 °Cのよ う な 低温での電子写真式複写用と して好適なものである。 [0017] 発明を実施するための最良の形態 [0018] 本発明に於ては、 カルボキシル基を含有する ビニル 系単量体と してほアク リ ル酸、 メ タク リ ル酸、 クロ 卜 ン酸、 ィ タ コ ン酸、 ケィ ヒ酸、 無水マレイ ン酸、 フマ ール酸、 マ レイ ン酸およびそれらのメ チル、 ェチル、 2ェチルへキシルモノエステルがあ り、 これらの 1 種 またほ 2種以上が用いられる。 これらの中で特に重合 体の吸湿性を考慮するとメタク リル酸、 無氷マレイン 酸、 ケィ ヒ酸が ¾^ましい。 又、 スチレン との比率は酸 価として 0〜5 0、 好ましぐは 0〜3 0 K 0 Hmg/g となるよ うな比率がよい。 5 0を越える と吸水性が増し、 荷電安 定性がなぐなり好ましく ない。 [0019] 末発明に於いて、 ビニル系重合体の製造方法は、 溶 液重合、 懸濁重合、 乳化重合、 塊状重合等従来公知の すべての重合方法を使用するこ とが出来るが、 品質の 安定性等を考慮すると、 溶液重合法が好ましい。 特に 低分子であるので、 開始剤や連鎖移動剤等を多量に用 いる場合が多いが、 溶液重合の場合であると、 最後に 高温、 高真空で溶媒を留去する工程が必ず入り、 その 時開始剤の残渣ゃ残モノ マーや、 低沸分等が同時に除 去され、 不純物の少ない高品質の重合体が得られ、 耐 湿安定性や 5万枚等の長期コピーテス ト でも品質の安 定性が良いものが得られる。 [0020] 上記本発明に用いられる重合開始剤としてほ、 パー ェステル系、 )ヽイ ド口パーオキサイ ド系、 ジァフレキル パーオキサイ ド系、 ケト ンパーオキサイ ド系、 ジァシ ルバ一オキサイ ド系、 パーカーボネー卜茶、 ァゾビス 系等の周知のラジカル重合開始剤のうちの 1 種また ば それ以上のものを用いる事ができ、 例えば、 t -ブチル バーオク ト ェ一 卜 、 t -ブチノレパ一ベ ン ゾェ一 卜 、 t -ブ チルバ一イ ソ ブチ レ一 卜 、 t -ブチルハイ ド ロバーオキ サイ ド、 クメ ン ノヽイ ドロバ一オキサイ ド、 ジ - 1 - ブチ ルパーォキサイ ド、 t -プチルク ミ ルパーォキサイ ド、 ジク ミ ルバ一オキサイ ド、 メ チルェチルケ ト ンパ一才 キサイ ド、 メ チルイ ソ プチルケ 卜 ン パ一ォキサイ ド、 シク ロへキサノ ン パーォキサイ ド 、 ァセチルパーォキ サイ ド、 ラ ウコ イルノヽ '一オキサイ ド、 ベ ン ゾィルパ一 ォキサイ ド、 ジイ ソ プロ ビルバーオキシー ジカーボネ — 卜 、 ビス一 ( 4 - t -ブチルシク ロへキシル) パーォキ シー ジカーボネー ト 、 2, 2 ' - ァゾビスイ ソ ブチロニ 卜 リ ル、 2 -フ ヱニルァゾ - 2 , 4 - ジメ チル 4 -メ 卜 キシノ レ ロニ ト リ ル、 2 , 2 ' - ァ ゾビス (2 - メ チルブロノヽ' ン ) 等を挙げる事ができ る。 [0021] こ れ らの中で、 特に、 ジ - 1 - ブチルパーォキサイ ド、 t -プチルク ミルパーオキサイ ド、 ジク ミ ルバ一ォ キサイ ド等のジアルキルパーオキサイ ド系開始剤を用 いるこ とが好ま しい。 [0022] 重合開始剤の量は ビニル系单量体 1 1 0 重量部に対 し、 0 · 0 5〜 1 5 . 0重量部である。 [0023] ま た本発明で言う溶媒と は、 該ビニル系単量体、 並 びに該重合体に対して充分な溶解力を有する物であれ ば脂肪族炭化氷素系、 芳香族炭化水素系、 エステル 系、 ェ一テル系、 ケ ト ン系、 アルコール系、 セロ ソル 新た な用紙 ブ系、 力ルビ ト ール系、 フ オルム ア ミ ド茶、 スルフ ォ ア ミ ド系等の周知の溶媒を単独も しく は混合して用い るこ とができる。 本発明においては、 特にキシレン、 ェチルベンゼン、 ベンゼン、 ト ルエン、 薛酸ェチル、 ソルべ ッ ソ *100,*150 (エ ケ ソ石油製、 商品名) を用 いるこ とが好ま しい。 [0024] 本発明で言う ビニル系重合体と は、 上記のビニル系 単量体を重合して得られる好ま しぐはスチ レン主体の ものであ り 、 その分子量は数平均分子量で 10ひ0〜 5000 であ り 、 かつ Mw/Mn が 1 〜 3 である こ とが必要である が、 1500〜2800である こ とが好ま しい。 該重合体の数 平均分子量が 1000未満では得られる ト ナ一の耐ブロ キング性が低下し、 5 , 000 を超える と ト ナーの定着性 が悪化して使用できない。 また Mw/Mn が 3 を越える場 合も ¾着性が悪化して使甩できない。 [0025] 一般に、 数平均分子量が 5000以下になる と従来ドナ [0026] —用樹脂と して用いられているスチレン —ァク リ ル酸 ブチル糸の様なアク リル酸エステルを共重合させたも のでは、 が 50°C未満に下がり 、 プロ 、 yキングが生じ ト ナーと して使用できなく なるが、 本発明のスチレン もしく ほスチレン と力ルボキシル基を含有する ビュル 系单量体から成るビニル系重合体を甩いる と 50°C以上 に保つこ とが出来、 定着性と プロ 、ソ キ ング性との両者 の性能が満足できる様になる。 - - 本発明においてビュル系重合体の Tgは 50〜 75°Cが好 ま しく 、 50°C以下ではブロ ッ キ ングを起こ し好ま しく なく 、 75 °Cを超える と定着性が不足して く る。 [0027] 本発明において、 ビニル系重合体は、 電子写真用 ト ナ一の成分と して用いられるが、 ト ナー中の樹脂の う ち通常 30〜80重量%、 好ま し く は 35〜 70重量%の範囲 で後述する他の重合体と混合して用いられる。 [0028] また、 本発明の電子写真用 ト ナーを得る最も一般的 な方法と しては、 例えば、 上記樹脂を約 0 · 5 〜 2 mmの 粒径に粉砕したもの とカーボンブラ ッ ク、 更に必要で あれば、 ァク リ ル樹脂などの前記ビュル系重合体以外 の他の重合体、 着色剤、 磁性粉および少量の荷電調整 剤ならびにワ ッ クスを加えて、 ヘン シ ェルミ キサー等 で分散混合した後、 二一ダ一等で温度 130 〜 18Q °Cで 溶融混練し、 得られた塊を粗粉砕、 続いて微粉砕、 分 級して粒径 5 〜 25 μ πιの粒子と して得る方法が挙げら れる。 [0029] 上記 卜 ナ一中の樹脂の含有量は磁性粉を用いる場合 は通常 10〜 99重量%、 よ り 一般的に ほ磁性粉 40重量 %、 樹脂 60重量%、 磁性粉を用いない場合は 50〜99重 量%、 よ り 一般的には例えばカーボンブラ ッ ク 5〜 10 重量%、 樹脂 95〜 90重量%の割合である。 [0030] 上記電子写真用 ト ナ一の調製において用いられる他 の重合体と しては、 、 アク リ ル系樹脂、 スチ レ ン ー ァ ク リ ル系樹脂、 スチ レン 一ブタ ジエン系樹脂、 スチ レ ン —マレイ ン酸系樹脂、 ボリ アミ ド樹脂、 ボリエステ ル樹脂、 ポ リ ウ レタ ン樹脂、 エポキシ樹脂、 セルロー ス系樹脂が挙げられ、 特に ト ナーの強度を維持する為 にほ Mwが 1ひ万以上の高分子である こ とが好ま しい。 前 記ビニル系重合体以外の重合体が 3 Q重量%未満では定 着性が悪化し、 又 8 0重量%よ り 多く 使用しても 卜ナー の強度が維持出来なぐな り 、 見かけの定着性が悪化す る。 なお他の重合体と して不溶不融性の架橋重合体 を使甩するのほ定着性を悪化させるので好ま し く な い。 [0031] また、 着色剤 レては顔料または染料が用いられ、 例えば力一ボンブラ ク、 ァニ リ ン ブル一、 アルコ イ ルブル一、 クロムイェロー、 ゥロ ト ラマ リ ンブルー、 キソ リ ン イ ェロー、 メ チレ ンブルー、 フタロシアニン ブル一、 マラカイ ト ク リ ン、 ローズべンガル、 マグネ タイ小等が挙げられる。 [0032] また、 荷電調節剤と しては、 例えばニグ口シ ン、 卜 リ フ エニルメ タン系染料、 3,5 -ジ - t - ブチルサリ チル 酸のクロム錯体などが挙げられる。 更に必要に応じて コ ロ イ ド状シ リ カ、 ステア リ シ酸亜鉛、 低分子量ポ リ ブロ ビレ ン、 ポ リ ェチレ ン ワ ッ クス、 ポリ テ 卜 ラフル ォロェチレンなど、 従来公知の添加剤を配合する こ と が出来る。 本発明に於て、 電子写真用乾式 ト ナーに上記の着色 剤等を均一に分散させ ト ナー微粒子を得る には公知の 方法が採用でき る。 例えば上記樹脂をカーボンブラ ッ ク と溶融混練し、 ついで冷却、 粗砕し、 ジュ ッ ト 粉砕 機等で微粉化し、 空気式分級器にて 5〜 15 μ πιの平均 粒度の粒子にする方法が挙げられる。 [0033] なお、 本発明に於て、 Mw.Mn は、 ゲルパ一ミ ュ レ一 シ ヨ ン ク ロマ ト グラ フ ィ ー (以下 GPG と い う ) でテ 卜 ラ ヒ ド ロ フ ラ ン (THF) を溶媒に用いて分離したものを 示差屈折計 (SHODEX SE- Π ) の方法で検出し、 標準ポ リ スチ レン検量線よ り 算出した換算値と して表わ した 重量平均分子量および数平均分子量を意味する。 [0034] 実施例 1 [0035] 還流冷却器、 温度計、 攪拌器付 5 A 4つ口 フ ラスコ 中にキシレ ン 2000部を仕込み、 還流下にキシ レ ン 1000 部、 ス チ レ ン 1000部、 ァ ゾビス イ ソ ブチ ロニ 卜 リ ル— ( 以下 AIBNと称す) を.表 1 の比率の混合液を 10時間 かけて フ ィ ー ド し、 還流下に 1 時間放置 し重合を完 結させた。 得られた重合液 1000部を最終的に 200 ;、 lOmmHgに加熱減圧に し、 溶剤等を留去した。 得られた ボリ マ一(A) の分子量と Tgを表 1 に示した。 [0036] 次に上記重合液 2000部にスチ レ ン - ァク リ ル酸- n- ブチル共重合体 ( スチ レ ン : アク リ ル酸- n- ブチル 70 :30 (重-量比) 、 Mw 280,000、 Mn 96 , 000 ,Tg 58 で、 新た な用紙 ボリ マ一 (A) に対する混合比は 1: 1 ) 500 部を混合 し、 最終的に 200 °Cで 1 OmmHg迄加熱減圧に してボリ マ — (B) を得た。 このボリ マ一 1000部にカーボンブラ ッ ク (MA-100,三菱化成製) 70部をバンバリ一ミ キサーで 溶融混練し、 粗粉砕後ジュ ツ ト ミ ルで微粉化し、 分級 して平均粒径 12 mの小 ナーを得た。 [0037] これ らの ト ナー各々 3 部をフ ェ ラ イ ト 系キヤ リ ァ (F-95 -100 日本鉄粉製) 100 部と混合して現像剤と レ た。 [0038] 定着性を測定する為、 市販の複写機(DC-313Z, 三田 工業秭製) を改造し、 熱ロールの温度を自由に選定出 来る よう にレた。 [0039] 10枚連続複写し、 セ ロ テープ剥離テス ト を実施し、 セ口テープに トナーが全く 移行してこなく なる温度を 求めて最低定着温度と した。 さ ら に温度を上昇させ、 オフセ ッ トが発生する温度を調べた。 [0040] また、 ト ナ一10部をポリ エチレン製容器に入れ 50°C で 1 週間放置し、 ブロ ッ キング状態を調べた。 ま っ た く ブロ ッ キングレていないものを◎、 少しかたま り が あるが、 手で触れる とすぐにく ずれる ものを△、 かた ま り がある もの X と レた。 [0041] 新たな用紙 実施例 2 [0042] 実施例 1 のう ちスチレ ン 1000部のかわ り にスチ レン 970 部とメ タク リ ル酸 30部と し、 AIBNを 80部と した以 外は実施例 1 と全く 同様に してボリ マーを得た。 得ら れたボリ マーの Mnは 2&00、 Mw/ n は 2.0 であ り 、 Tgは [0043] 69°Cであ り 、 酸価は 19 KOHmg/gであ っ た。 更に実施例 [0044] 1 と全く 同様に して ト ナーを試作し評価した。 その結 果、 最低定着温度は 145 °C で オ フ セ ッ ト 発生温度は 240 °Cであ り 、 ブロ ッ キングも全く 起こ さなかっ た。 比較例 1 [0045] 実施例 2 において、 メ タク リ ル酸のかわ り に ァク リ ル酸 n-ブチルを使用 した以外は全 く 同様に してボ リ マ一を得た。 得ら れたボ リ マーは Mn = 2500 、 Mw/Mn = 1.9 、 Tg = 46 °Cであ っ た。 [0046] また全 く 同様に して ト ナーを得、 定着性お よびブ ロ ッ キング性を求めた。 最低定着温度は 145 ででオフ セ ッ ト 発生温度は 240 °Cであ つ たが、 50°C 1 週間のブ 口 ッ キングテス ト では完全に固っていた。 [0047] 比較例 2 [0048] 実施例 1 の Run-3 に於いて、 キシレ ン、 スチ レ ン、 AIBN混合液のフ イ ー ド速度を最初半量を 2時間かけて フ ィ ー ド し、 残 り半量を 8時間かけてフ ィ ー ド した以 外は実施例 1 と全く 同様に してポリ マーを得た。 得ら れたボ リ マ一は Mn= 1900 、 Mw/Mn = 4.2 、 Tg=48 °C で あっ たひさ ら に全く 同様にして ト ナーを得、 定着性およびブ Uッキング性を求めた。 最低定着温度は 145 °Cで才フ セ ッ 卜発生温度は 240 °Cであ たが、 50°C 1 週間のブ ロ キングテス 卜 ではほ 固ってお り 、 実用には供し 得なかつ た。 [0049] 表— [0050] R m — N o 1 2 3 4 5 6 7 スチ レン (重量部) 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 A I B N (重量部) 200 150 110 80 60 40 30 ポ T s ( °c ) 28 51 59 66 70 75 82 υ [0051] マ M n 950 1700 2300 2800 3200 4200 6100 1 M w Z M n 1。 8 1.9 2.0 2.0 2.0 1, 1 1。 3 [0052] A 最低定着温度 .(。C ) 140 145 145 145 150 150 160 オ フセ ッ ト発生温度 ( C ) 220 230 240 240 240 240 240 ブロ ッ キング性 X ® ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 備 考 比 較 本 発 明 の 示 例 比 較 示 例 示 例
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 (1) 数平均分子量(Mn)が 1 ,000〜 5, 000 でかつ重量平 均分子量(Mw)との比 Mw/Mn が 1 ~ 3 である ビ二ル系 重合体を含有する電子写真用 トナー。 (2) ビニル系重合体がスチレンまたはスチレン とカル ボキシル基を含有する単量体とから得られる もので ある請求の範囲第 1 項記載の ト ナー。 (3) 重合体の数平均分子量が 1,500 〜 2, 800 である an 求の範菌第 1 項記載の トナー。 (4) 重合体のガラス転移温度が 50〜75°Cである請求の 範囲第 1 項記載の ト ナ一。 (5) ビュル系单量体がスチレン と、 アク リル酸、 メタ ク リ ル酸、 クロ 卜ン酸、 イタ コン酸、 ケィ ヒ酸、 無 氷マレイ ン酸、 フマール酸、 マレイ ン酸及びそれら のメチル、 ェチル、 ブチル、 2ェチルへキシルモノ エステルからなる群から選ばれたカルボキシル基を 有するビニル系単量体の 1 種または 2種以上との組 合せである請求の範囲第 2項記載の トナー。 (6) ビュル系单量体が、 スチレン单独、 またはスチレ ン とメ タク リル酸メ チルぉよび/またはメタク リ ル 酸との混合物からなる請求の範囲第 5項記載の ト ナ (7) ビュル系重合体の量が 卜 ナ一中の樹脂のう ち 30. 80重量%である請求の範囲第 1 項記載の トナー。 (8) ビニル系重合体の量が ト ナ一中の樹脂のう ち 35 70重罱%である請求の範囲第 6項記載の ト ナー。
类似技术:
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP62171089A|JPS6415753A|1987-07-10|1987-07-10|Electrophotographic dry toner| JP62/171089||1987-07-10||KR1019890700438A| KR890702087A|1987-07-10|1987-09-30|전자 사진용 토너| 相关专利
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